皆さんこんにちは、
暑い日々が続いていますが、お元気ですか?
エモーションでも飲み物とアイスクリームだけは欠かせないようにし、暑さ対策を講じております。
どうか皆さんも、体調管理にお気を付けください。
今回ご紹介するのは、BMW M3です。
M3に限らず、ミニも含めたBMW系は、ナビが交換できず、しかもドアスピーカーの純正位置は10cmと小さく、カーオーディオを施工するには何かと不便な車種です。
しかし、車の剛性が非常に高く、内貼りや内装パーツの剛性、重量、質感が際立っていて、車が元々持つ音響特性が非常に優れています。
つまり、同じカーオーディオをインストールしても、より良い音になりやすい車という事になります。
今回ご紹介するM3は、音響特性の良いBMWに於いて、その特性を最大限発揮させることを目的として施工されたものです。
この写真を見て、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、
通常、ナビの交換が出来ないと言われるBMWであっても、
このように交換することは可能なんです。
BMWのように、ナビが交換できない車種は、デジタルプロセッサーを装着するのが昨今のトレンドですが、
このM3のお客様は、BMWの純正ナビの性能そのものがお気に召さず、
たってのご希望により、ナビ交換に至ったわけであります。
では、純正ナビ本体はどこへ行ったのかというと、
ちょっと写真の写りが悪いですが、
グローブボックスの約半分を潰し、純正ナビ本体を入れております。
純正のオーディオコントローラーは、助手席下アンダーパネルと一体形成で違和感なく装着しております。
一応、純正ナビも使えるようにしていますが、市販ナビの方遥かに高性能なので、使う必要はないでしょう。
ダイヤトーンサウンドナビ・プレミアムモデルですので、それを活かすオーディオシステムもご紹介しておきます。
スピーカーは、カロッツェリアRSシリーズ3WAYです。
本来の純正位置には、TS-S1000RS、ミッドレンジが装着されています。
通常、純正スピーカーが存在しない、ドア下方にアウターバッフルを製作し、17cmミッドバスを装着しています。
ラゲッジのマウンティングスタイルは、ヒドゥンインストレーション。
床下スペースにサブウーファーとパワーアンプを埋め込みます。
サブウーファーは、カロッツェリアTS-W1000RS、
奥に見えるのが、フロント駆動用のカロッツェリアRS-A99X、
サブウーファーの横にあるのが、サブウーファー駆動用のロックフォードT600-2。
サブウーファーの低音が十分に透過できる頑丈なふたを作り、装着すると、重い荷物も硬い荷物も、普通に積むことが出来ます。
今回ご紹介のBMW M3、実は、2年ほど前の施工です。
それをなぜ今ご紹介したのかというと、トラブルの有無を判定するためでした。
非常に複雑な電気系を持つBMWです。
配線をほんの僅か延長しただけでも、異常を感知するダイアグ性能を持ちます。
従って、純正側の、特に電機系の改造をおいそれとは出来ない車種です。
今回のお客様は、その点まで十分にご理解いただいたうえで施工させていただいておりましたが、
万が一を考え、ブログアップはせずにおりました。
しかし、この2年間、目立ったトラブル全くなかったものですから、我々も自信を深め、
今回ご紹介となったわけであります。
エモ親方